瘡蓋の底

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2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)@小劇場B1
「瘡蓋の底(かさぶたのそこ)」
脚本・演出 高羽彩

満州からの引揚船。
船内倉庫に身を隠している男たち。全員が、日本への密入国をもくろんでいるようである。
しかし、観客だけは知っている。
ここにいるもののうち、生きて日本の地を踏めるのは、たった一人であることを。
そとは嵐。
嵐に揺れる船内で男たちは互いに、なだめすかし、時に対立しながらも、生き残りをかけて奮闘する。

時は変わり、現代。
久々に実家に集まった姉妹が、途方に暮れている。
母親の還暦祝いを目前にして、何をするべきか、いまだに話がまとまっていないのだ。
姉妹の両親は長らく家庭内別居状態にあり、今更家族そろって母の還暦祝いというのもどこか白々しい。
すでに家を離れ、それぞれの人生を送っている姉妹の意見はぶつかる。

出演
佐藤誓
有馬自由(扉座)
辻修(動物電気)
恩田隆一(ONEOR8)
斉藤悠
藍原直樹
九里みほ
もたい陽子
小野寺ずる(□字ック)
小日向雪

スタッフ
舞台監督:棚瀬巧
舞台美術:藤田有紀彦
演出助手:藤江理沙
照明:小林愛子(Fantasista?ish.)
映像:松澤延拓
宣伝美術:羽尾 万里子(Mujina:art)
制作:オフィス・REN
企画協力:嶌津信勝(krei inc.)
協力:アクトレインクラブ、イトーカンパニー、Krei inc、BLUE LABEL、
プロダクション・タンク、ヘリンボーン、□字ック(五十音順)
企画・製作:タカハ劇団